Wargaming Esoterica

After Action Reports & Reviews of Simulation War Games ほぼ引退したウォーゲーマーの置き土産

【Company Scale System】「Guam:Return to Glory」Santa Rosa Solo-Play AAR

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昨日に引き続き、CSS(Company Scale System)「Guam:Return to Glory」のシナリオ2「Santa Rosa」をソロプレイ。こちらは1944年8月7日(アメリカ軍上陸18日目、キャンペーンでは終盤)、グアム島北部に位置するSanta Rosa山とMataguac山近辺に追い詰められた日本軍の拠点4カ所(赤い丸マーカーで表示)を、アメリカ第77歩兵師団が攻めるというもの。範囲はハーフマップ、シナリオ期間まる2日(16ターン)と、遊び応えと手頃さのバランスがちょうど良さそうだ。

攻めるアメリカ軍としては、オーソドックスに、左翼の第306歩兵連隊(紫のカラーバー)でMataguac山へ、中央の第307歩兵連隊(黄色のカラーバー)は交通の要衝Yigo村へ、右翼の第305歩兵連隊(赤のカラーバー)は道無きジャングルを進みつつSanta Rosa山へ向かわせることにした。

対する日本軍は、タコツボを掘りつつ、待ち伏せ(Ambush)ユニットと呼ばれる小部隊を捻出して、アメリカ軍の前進を鈍らせるしかない。一応、後方には機動予備として軽戦車1個中隊も控えているが…… 

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さて第1(0700時)ターン。アメリカ軍、前進開始。航空支援と艦砲射撃のコンボがうまく決まり、第307連隊は、早くもYigo村南東の日本軍陣地を陥落させた。

第2(0900時)ターン。再び航空支援が的中し、なんとYigo村の日本軍陣地も全滅(指揮官Maruyama少佐も戦死)。日本軍はあわてて、ガラ空きになったYigo村に機動予備の戦車中隊を滑り込ませた。 

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第3(1100時)ターン。このターンもアメリカ軍の航空支援から始まったが、Mataguac山前面で粘っていた最強レベルの待ち伏せユニット(火力3、防御力-2)が爆撃で吹き飛ばされたうえ、Yigo村に入ったばかりの日本軍戦車中隊も一発で除去されてしまった。再びガラ空きになったYigo村には、タイミング良く、日本軍322/3中隊が滑り込み、なんとか拠点を維持しているが、村にはすでに第307連隊の2個スタックが迫りつつある。またMataguac山の前哨部隊も蹴散らされ、第306連隊が急斜面に取り付いた。 

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第4(1300時)ターン。第306連隊が、Mataguac山頂の日本軍陣地を陥落させ、時を同じくして、Yigo村も第307連隊の手に落ちた(赤丸マーカーを緑丸マーカーに変換)。その2地点の間では、いまだ頑強に日本軍が粘っているが、すでに混乱4(除去寸前)にまで追い込まれ、日本軍戦線は破綻しつつある。

しかしここまで毎ターン師団チットを投入してきたアメリカ軍にも疲労の色が見え始め、すでに勝利条件2カ所を落としたということもあり、第5(1500時)ターンは師団チットを購入せず、疲労の回復に努めた。しかし1100時、1300時と「アメリカ軍の派兵(Dispatch)ポイント+3」という有り難いイベントが続き、第77師団は日没前にもう一度、攻勢をかけることにした。 

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この日最後の日中ターンである第6(1700時)ターン。またもアメリカ軍の航空支援が炸裂し、空爆だけで日本軍待ち伏せユニット3個が吹き飛ばされた。これによって日本軍の前線は完全に破綻し、アメリカ軍中央を進む第307連隊は、道路沿いに一気にSanta Rosa山の麓まで進出。日本軍戦力を東西に分断した。日本軍も、ここまでの戦闘で多くの待ち伏せユニットを失ってしまい、二次戦線を繕うだけの余裕が無い(除去された待ち伏せユニットは再利用不可)。この後、夜間ターンから翌日へとシナリオは続くが、今回はシナリオの味見ということで、ここでソロプレイを終えた。

こちらもシナリオ1同様、CSSの入門用にはちょうど良いサイズのシナリオだった。ゲーム的にも、固定位置からの攻撃だけ扱うシナリオ1よりも面白いと思う。日本軍も基本やられっぱなしなのだが、一応、待ち伏せ部隊の配置などで、あれこれ頭を使う部分はあるし。しかしCSS第一弾の「Saipan」もそうだったが、アメリカ軍の航空支援が強力過ぎる。毎ターン、5つも6つも、地形修整など無視する空爆が飛んでくるの、日本軍プレイヤーからすれば嫌過ぎる……