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After Action Reports & Reviews of Simulation War Games ほぼ引退したウォーゲーマーの置き土産

【Company Scale System】「Saipan:The Bloody Rock」Dog Day Solo-Play AAR Part.1

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CSS:Saipan」のシナリオ3「Dog Day」をソロプレイ開始。このシナリオは、アメリカ軍のサイパン島南部への上陸初日を扱うもので、プレイ範囲はハーフマップ程度、全7ターンと、ようやく本格的な規模となっている。日本軍の配置は、ある程度自由に配置できるオプション1と、史実通りに配置が決められているオプション2があるが、今回はオプション2を選択。守る日本軍は、水際撃滅というドクトリンに則り、上陸海岸近くに集められている。増援も、最終(夜間I)ターンに1個大隊が来るだけだ。 

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アメリカ第2海兵師団が上陸する北部の海岸、レッド&グリーン・ビーチ周辺は、上陸堡の奥行きを確保するのが厄介かもしれない。Charan Kanoa飛行場ヘクスは、アメリカ軍が占領すべきヘクスのひとつだが、敵の射撃に当たりやすい(遮蔽物が無い)ため、迂闊に前進するのも躊躇われる。また日本軍は、上陸海岸に接するヘクスに戦車中隊を用意しており、史実でもこれが上陸海岸に突入しているので、日本軍としてはチャンスさえあれば、海岸突入も果たしたいところだ(日本軍が上陸海岸ヘクスを奪うと、奪回されるまで毎ターン勝利点が得られる)。 

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アメリカ第4海兵師団が上陸するブルー&イエロー・ビーチ 周辺には、椰子林が広がり、北部ほど険しい地形ではない。写真右に見えるAslito飛行場をアメリカ軍が支配すると、各ターンに登場する航空支援数に良い修正が付くので、キャンペーンではまず抑えておきたい目標ヘクスだ。

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まず第1(0700時)ターン。アメリカ軍の航空支援が5カ所に行われ、なんと早くも、北部の海岸で待ち構えていた日本軍第9戦車連隊第4中隊が一発で全滅。しかしその後の艦砲射撃は、12発中、命中3発(着弾のズレも判定する)とイマイチな出来。それでも海岸近くにいる日本軍重機関銃スタック(臨機射撃を複数回行える可能性がある)をいくつか混乱させ、なんとか上陸第一波は海岸にたどり着いた。北部では、レッド3ビーチとグリーン1ビーチが同じヘクスに漂着してしまい、オーバースタック状態となっている。 

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第2(0900時)ターン。日本軍は反撃のため、第43歩兵師団チット、第47混成旅団チットを購入してカップに投入(GTSでは師団チットは毎ターン無料でカップに投入できたが、CSSでは師団チットも有料化された)。イベントによって「日本軍第43師団長が自決したため師団の部隊練度が1下がる」という突発的なアクシデントもあったが、海岸で前線指揮を執るNambu大尉麾下のスタックが、第6海兵連隊E中隊に痛撃を浴びせて、これを潰走・除去した。

※潰走=部隊練度チェックに失敗したユニットが、師団司令部まで通過可能な経路をたどれるなら、いったん盤上から師団ディスプレイに戻されて、またゲームに復帰できるが、そうではない場合、永久除去となる。海岸にはまだ第2海兵師団司令部が到着していないため、チェック失敗⇨即除去、でいいと思うが、ルールにはあまりちゃんと書いていないような気が…… 

一方のアメリカ軍も上陸堡拡大のため、第2海兵師団チットを投入。上陸第一波の第8海兵連隊I+K中隊が、航空支援で混乱した日本軍第136連隊第3大隊第2中隊に対して、白兵戦を敢行。見事これに勝利して、ヘクス36.33へ前進した。しかし返す刀で、日本軍第43師団砲兵が、前進した2個中隊を砲撃し、潰走に失敗したI中隊が除去されてしまった。史実では、アメリカ軍は上陸初日に死傷者約2000人を出し、ほぼ12個中隊を失った計算だが、こちらのソロプレイでも早くも2個中隊を失う形となった……というあたりで、第3(1100時)ターンへ……

サイパンの戦い - Wikipedia