Wargaming Esoterica

After Action Reports & Reviews of Simulation War Games ほぼ引退したウォーゲーマーの置き土産

【Operational Combat Series】「Tunisia II」

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前々から買おうと思っていた「OCS:Tunisia II」をMMPの夏セールで購入。価格60ドル⇨36ドルはありがたいが、送料が高くて結局クロノノーツゲームで買うのと大差無い金額だった。それにしても今年は「OCS:Sicily II」「GTS:Operation Mercury」「BCS:Baptism by Fire」と地中海尽くしである。

旧作「OCS:Tunisia」は17年前に購入したが、買った直後に数回プレイしただけで、Blogを始めた2005年以降は一度も触れていない(そのためこのBlogにもプレイ記事が無い)。旧作は、地図盤とユニットがドギツい配色だったり、道路が線路に見えたりと、グラフィック的に好みではなかったのが原因だと思う。

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その比較画像がこちら。手前が旧版、奥が新版。以前「OCS:Reluctant Enemies」が出た時に、そのすっきりした色調の地図盤を見て『この色合いで「OCS Tunisia」をリメイクしてくれないか』と書いたが、まさにそれが現実化されている。当然、個人的好みは新版だ。やったぜ。

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両軍のユニットは、編成面でも数値面でも、旧版から手が加えられている。こちらは枢軸軍カウンターだが、連隊規模だったユニットが大隊規模に、大隊規模だったユニットが中隊規模に分割されているのが目立つ。恐らくこれで、ユニットの頭数が増し、アクションレーティングの高い(頼もしい)部隊をばらまいて戦線が柔軟に構築できるかと。またドイツ軍の師団砲兵ユニットは、1995年のThe Gamers Xmas Sheet(年末時期にオマケとして配布されていた追加・訂正カウンターシート)で砲撃力が高く再設定されたが、新版ではまた砲撃力が低く設定され直され、Mech扱い(対戦車能力あり)になっている。

The Gamers Xmas Counter Sheets

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一方、連合軍ユニットは、大隊規模だった砲兵が連隊規模にまとめられている。これにより1ユニットあたりの砲撃力は高くなったものの、ユニットの頭数は減ったため、柔軟な運用がしにくくなっている。 まあ旧版の、ヒトケタ砲撃力砲兵も、バラして運用するより、まとめて砲撃したとは思うが……

またイギリス軍戦車ユニットは、2000年のThe Gamers Xmas Sheetで戦闘力が高く再設定されたが、それはそのまま引き継がれているものが多い。とにかく両軍とも、戦闘力やアクションレーティングが微妙に弄られているので、細かく比較してみるだけでも面白いし、もしかしたらプレイ感も違うかもしれない。あいにく自分は旧作のプレイ感をまったく覚えていないし、今さら旧版をプレイし直す気もないので、比較のしようもないのだが……

というわけで、自分好みのグラフィックに洗練されたこの「Tunisia II」も近いうちにプレイしようと思う。ただし3ターンのみの「Battle for Kasserine」は、あまり触れる気がしない(基本、OCSの短期間シナリオはやる気がしない)ので、むしろ「Kasserine Campaign」の序盤10ターンぐらいを目指してプレイする方が良いかもなと思っている。それでもやはり最初は「Race for Tunis」(マップ1枚・全14ターン)シナリオからだろうか。地中海での戦いが続く……