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After Action Reports & Reviews of Simulation War Games ほぼ引退したウォーゲーマーの置き土産

【Grand Tactical Series】「Operation Mercury」Storming the Kastelli Solo-Play AAR

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GTS:Operation Mercury」のルールを訳したので、早速ソロプレイ開始。まずは練習用シナリオ「Storming the Kastelli」から。A4マップ1枚、双方10ユニット以下、全5ターンというミニシナリオである。状況としては、クレタ島に空輸されたドイツ第5山岳師団が、増援の装甲部隊を揚陸できるKastelli港を確保すべく、第95山岳工兵大隊に港を攻撃させるというもの。守る連合軍は、頼りないギリシア軍しかいないが、両軍とも自由な攻撃が行えるフォーメーション活性化チットは使用できず、師団チットと直接指揮チットだけでどうにかしろという制限つきだ。

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とりあえず、先攻ドイツ軍第95山岳歩兵大隊(ユニット名に印刷ミスがあるので注意)から前進開始。ドイツ軍は、あらかじめ航空支援で前線のギリシア軍に打撃を与え、続けとばかりに強襲をかけたものの、先手ギリシア軍の射撃ダイスが冴え、いきなり損耗打撃2をくらう幸先の悪いスタート。正直、山岳工兵たちも部隊練度5~4と平均以下なので、さほど攻撃が上手いわけでもない。それでもなんとか前線の2個ギリシア軍中隊を除去した時には、もう3ターン目に入っていた。

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その間、Kastelliの街に立て籠もったギリシア軍警察中隊は陣地を構築。ドイツ軍は、さらに頑強な抵抗を受け、損耗を重ねながらも街の外縁にとりついたが、ここで日没、連合軍勝利でシナリオ終了となった。

まあ、GTSの歩兵戦闘を学ぶシナリオなので、経験者が今さらプレイする必要もないのだが、練習用シナリオとしては良い感じだ。なにしろ、かつて「The Devil's Cauldron」の導入用シナリオでは、待ち構えるドイツ軍88mm砲へ向かって、見晴らしの良い堤防道路を、撃たれやすい縦隊で、イギリス軍戦車隊を進ませて皆殺しにさせ「ほら、こうなるから堤防道路と縦隊には気をつけてね」とスパルタ&トラウマ式にシステムを教育させてきたり、映画『遠すぎた橋』でお馴染みとは言え、面倒な強襲渡河をやらせてどこが導入なんだよと言いたくなるシナリオもあったが、それに比べればGTSも優しくなったものだ……