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Wargaming Esoterica

After Action Reports & Reviews of Simulation War Games ほぼ引退したウォーゲーマーの置き土産

【Operational Combat Series】「Sicily II」Western Sicily AAR

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今日は、秋葉原イエサブにてN村氏とOCS最新作「Sicily II」を初対戦。旧版は所持しているもの「II」はまだ入手しておらず、N村氏所蔵のモノで味見とあいなった。旧版は、OCS非標準スケールかつフルマップ2枚だったが、「II」はフルマップ1枚に収まっており、作戦全体が扱いやすくなっている印象。まずはアメリカ第2機甲師団によるパレルモ突破を扱うミニシナリオ(3ターンのみ)「Western Sicily」を対戦し、自分は枢軸軍を担当した。ちなみに旧版の同シナリオ「Drive on Palermo」の様子はこちらに。

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第1ターン。まずアメリカ第2機甲師団は、A戦闘団的なスタック(戦車大隊+軽戦車大隊+機甲偵察大隊)で海岸沿いの道を打通すべく、脆弱なイタリア軍守備隊にオーバーラン攻撃。しかし一発ではこの道を突破できず(そして戦車大隊も失ったため)、続けてB戦闘団スタックを投入。なんとか邪魔なイタリア軍ユニットを蹴散らし、先鋒部隊は勝利条件に関わるマルサラまで達した。山間部にはレンジャー大隊が進撃しているが、こちらからの打通は、旧作同様なかなか難しいようだ。

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第2ターン。島の西端を横切る形で、第2機甲師団の一部+アメリカ第3歩兵師団がパレルモに一気に到達。これに対し、予備モードで待ち構えていたイタリア軍砲兵部隊が阻止砲撃を加えたものの、アメリカ兵が6ステップも集まっていた(砲撃有利3コラムシフト)のに砲撃を外すというていたらく。パレルモは呆気なく陥落し、島の西へ延びる枢軸軍補給線も途切れてしまった。

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第3ターン。補給切れ死をまぬがれたイタリア軍が点在する盤面を、アメリカ第3歩兵師団がパレルモから取って返し、艦砲射撃の支援下、マルサラを奪取。消耗激しい第2機甲師団もトラパニを落として、勝利条件の3都市を制圧したアメリカ軍が勝利した。

一応、イタリア軍は為す術無くやられたが、と言ってアメリカ軍が楽勝とも思えない。やはりターン数が短い&補給ポイントが限られているので、一回のしくじりが結構響くと思う。まあ入門者が、OCSの詰め将棋的プレイを覚えるには格好のシナリオで、旧版でもパズルっぽいシナリオだったので、その雰囲気もいまだ健在だった。また旧版では、アメリカ歩兵師団に各連隊ユニットが用意されていたため、より柔軟な運用が行えたが、旧版と新版、どちらを選ぶかはお好み次第。

この後、イギリス軍ミニシナリオ「Primasole Bridge」も対戦したが、それは次の記事にて。