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Wargaming Esoterica

After Action Reports & Reviews of Simulation War Games ほぼ引退したウォーゲーマーの置き土産

【Tactical Combat Series】The Gamers「Leros」

MMP TCS Leros

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【回顧録:この記事は2014年3月に回想した記事である】

Tactical Combat Series第八作「Leros」を購入した日付は不明である。ただ2005年1月のBlog開設時にはすでに所有していたので、遅くとも2004年には入手していたと考え、この日付でレビューを記しておく。

本作のテーマは、1943年11月地中海レロス島での戦闘である。ドデカネス諸島に位置するレロス島にイギリス軍が上陸し、これを占領。イギリスとしてはこの諸島制圧によってトルコへの参戦圧力を強めようとの狙いがあったと云う。しかしこれに対してドイツ軍もすぐさま応じ、レロス島に対して空陸から侵攻、イギリス軍から島を奪い返した……と云う展開になっている。本作にはキャンペーン1本+シナリオ5本が収められているが、いずれのシナリオもドイツ軍の侵攻以後を扱っている。

舞台はマイナーだが、登場部隊は両軍とも妙に派手である。イギリス軍には北アフリカ戦線で活躍した長距離砂漠グループ(LRDG)や特殊舟艇部隊SBSと云った精鋭が参加。ドイツ軍は降下猟兵にブランデルブルグ部隊と、こちらも士気旺盛である。車両はほとんど登場せず、歩兵戦が中心となる。

一応、空挺降下シナリオと強襲上陸シナリオをソロプレイしたことがあるが、なかなかこの小さな規模でそれを味わえるものも少ない。TCSでクレタ島降下、オマハ海岸上陸をやってみたい方には、良い練習台になるかもしれない。

また本作ではフルマップ3枚にレロス島全土が収められているが、その限定された戦場を一望できると云う楽しみもある。自分の知り合いに「島を舞台にしたウォーゲームが好きです。行ける範囲が全部見えているから」と仰る方がいて、その方も本作を推していた。空陸からの侵攻と云うシチュエーションも面白く、フルマップ3枚を広げるスペースがネックになるが、いずれまた挑戦したいタイトルではある。

1/35 ドイツ特殊部隊 ブランデンブルク部隊 (レロス島1943)

1/35 ドイツ特殊部隊 ブランデンブルク部隊 (レロス島1943)