読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

Wargaming Esoterica

After Action Reports & Reviews of Simulation War Games ほぼ引退したウォーゲーマーの置き土産

Game Journal 別冊「信長最大の危機」 AAR

f:id:crystal0207:20140321113540j:plain

前夜に慌ててユニットとカードを切り、「信長最大の危機・2版」を初対戦した。信長方を自分が、毛利・本願寺をMi-boh氏が、浅井・朝倉・武田・上杉をKarter氏が担当である。

まずは金ヶ崎の撤退戦で荒木村重が討ち死に。本願寺軍は信貴山城を攻め、三好軍との共同攻撃で茨木城が陥落し、京への道が開けた。ここで浅井・朝倉軍が京へ侵入し、明智光秀隊・羽柴秀吉隊を撃退。早くも京が陥落し、織田方に暗雲が垂れ込め始めた。

しかしこの間、信長本隊は浅井領攻めに専念し、小谷城も危うくなったため、浅井軍だけが本城へ帰還する。しかし籠城数オーバーだったため、信長本隊に合戦を強いられ敗退。浅井長政本隊だけが北陸へ逃れ、浅井領は織田に呑まれてしまった (上級ルール15.4によると、この時点で浅井は滅亡)。

さらに織田軍は、金ヶ崎に兵力を結集し、朝倉軍との合戦に臨んだ。しかし先手を取ったのは朝倉軍。しかも結構ダイスが当たっている。そのうえKarter氏が地獄の「鉄砲の集中使用」カードを発動!16個あったはずの織田軍は、信長本隊以外全滅してしまったのだ!今から思えばこのつまづきが、今回の対戦を決定づけたと言えるだろう……

辛くも追撃を逃れた信長だが、東からは武田信玄が上洛開始。その第6ターン終了時、信玄の病死チェックを行う段になって、Karter氏が「自信が無いからMi-boh氏振って」と懇願する。ダイス運の強いMi-boh氏に振られてはマズイと「いやそれはやっぱりKarter氏が振りなさいよ」と促す自分。渋々Karter氏が振ってみると、見事に出目は3!信玄、最速で病死!史実通りの結果に当時の信長の安堵が良く判った……

しかし織田軍が失った兵力を補充する間に、三好・本願寺軍が京を越えて観音寺まで進出。運良く織田チットが連発したので、なけなしの兵力をかき集め、三好・本願寺軍に合戦を強い一方的に勝利。三好三人衆も討ち取った。

織田はこのまま逆転を目指したが、なぜか続く2ターン、初手が終了チットだったため勝機は延期。しかもその間に反織田方が「刺客」カードを入手し、早速発動。実はこの時自分は「奇襲」カードを1枚所有。まあこれさえ取られなければ……と思ったら見事Mi-boh氏に奪われてしまった。どうして8枚もある中からそれを取るのか!

そして毛利、上杉が参戦した時点でも、朝倉軍は京に健在。武田軍も勝頼に代替わりしたとは言え、徳川家康を滅ぼして清洲に迫っている。とにかく朝倉だけでも潰そうと、織田軍は北陸に侵攻し、朝倉の連絡線を切断。慌てて帰国せんとする朝倉本隊も比叡山で撃退したが全滅はならず。その代わり京の守備が手薄になったので奪還の可能性が見えてきた。ちなみに本願寺軍は第1ターンから信貴山城を攻め続け、未だに陥落ならず。「平蜘蛛!平蜘蛛!」の叫びと共にダイスを振って9年が経った……

しかし織田方チットはなかなか出ず、出ても行動数が1だったりで上洛は無理。逆に毛利軍の行動数は多く、山陽道を突っ走って吉川元春が上洛。すでにプレイ時間も4時間近かったため20ターンで織田軍投了を宣言。正直、今までで一番稚拙な織田軍プレイだったと思う……

急な対戦だったため、2版ルールをいくつか間違えていたが、それでも初版同様、緊迫したプレイが楽しめた。しかし反織田大名をほとんど潰せなかったのは、我ながら情けない。一応、どうすればいいかは理解してたものの、 チットと行動数ダイスに振り回されてしまった。それから2版になって追加された支配マーカー、支配数表示マーカーはやはり便利である。