Wargaming Esoterica

After Action Reports & Reviews of Simulation War Games ほぼ引退した蔵書系ウォーゲーマーの日記

【Grand Operational Simulation Series】「Wacht am Rhein 2012」Fight for Kesternich Solo-Play AAR

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バルジ戦ゲーム「Wacht am Rhein 2012」の練習シナリオ「Fight for Kesternich」をソロプレイした。1ターンだけなので、ソロプレイというより戦闘ルールの確認である。しかし早速、アメリカ軍側の配置で「?」となった。シナリオの指示通りだと、スタック超過になるのだ。一応ペナルティありでスタック超過も可能だが、すぐ移動しなければならない。とりあえず指示通り並べて、ソロプレイを始めた。

アメリカ軍は、ドイツ軍の3部隊(I/980、 II/980、272工兵)へ準備強襲を敢行。事前砲撃はすべて成功し、砲兵シフトを獲得したうえ、I/980にはステップロスを与えた。I/980は強襲によって除去され、M4戦車+歩兵スタックは戦闘後前進。II/980も除去したものの、272師団工兵への攻撃は練度チェックのみで、これに耐えたドイツ軍はその場に居座り、攻撃失敗となった。対するドイツ軍は、戦線の穴埋めに後方から予備を抽出。

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今回プレイしたのは、なんとこれだけである。やはり戦闘がかなり細かく、その確認に手間取ってしまった。しかし感触は悪くない。たしかにこのルールで大部隊を管理するのは大変だが、慣れてくれば、それなりの規模のシナリオなら遊べるだろう。細かく表現された戦闘ディティールも、「何もそこまで」と思う一方、「まあ確かにそうだよな」 と納得できてしまった。とりあえず今日遊んだだけでも読み込むべきルール が見えてきたので、本格的プレイに向けてシステムを頭に入れていこうと思う。