Wargaming Esoterica

After Action Reports & Reviews of Simulation War Games ほぼ引退したウォーゲーマーの置き土産

GMT「Red Winter」

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GMT社の新作「Red Winter」を購入した。テーマは1939年冬戦争、トルヴァヤルヴィの戦いで 「TCS A Frozen Hell」と同じ期間、同じ戦区を扱っている。おおざっぱに書くと、雪深い森と結氷した湖を舞台に、パヤリ中佐率いるフィンランド軍が、ソ連の大部隊を相手に勇戦すると云うストーリーだ。

ゲームスケールは1ヘクス=425ヤード=388メートル、1ユニット=中隊~小隊、 昼間ターンは1時間半、夜間ターンはほぼ半日を表している。スケール的には作戦戦術級と呼ばれる範疇のゲームだが、ルールは、移動・戦闘(白兵戦と射撃戦)を繰り返すのが基本で、上位組織の運用やユニットの指揮など、作戦級な部分はあまり無い。

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ユニットには戦闘力、射撃力と射程、移動力が記されている。できればユニット個別に士気や練度と云った要素が欲しいが一応、軍全体のモラルボーナスはあるし、それで我慢するしかないようだ。

本作の、作戦戦術級っぽいスケールは好みなのだが、個人的にはディティールをもっと盛り込んで欲しかった。それでもルールは簡単そうだし、初心者向けヒストリカル戦術級ゲームとしては良いのかなと思う。 冬戦争なんて地味すぎると仰る方には、将来発売予定の、ほぼ同システムであろう 「Operation Dauntless」をお待ちいただきたい。発売はまだまだ先だが、こちらは1944年ノルマンディ戦で、イギリス第49歩兵師団と、ドイツ第12SS装甲師団の戦闘を扱っている。ファイアフライvsパンターとかに惹かれる方は、どうぞ。

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