Wargaming Esoterica

After Action Reports & Reviews of Simulation War Games ほぼ引退した蔵書系ウォーゲーマーの日記

Game Jounal #43「ドイツ装甲師団長2」

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新宿イエサブにてゲームジャーナル最新号を購入。なんと31号「文禄・朝鮮の役」以来、3年ぶりの購入である。

付録は、1985年にアドテクノスから発売された「ドイツ装甲師団長」のリメイク。旧作では西部戦線などもカバーしていが、今回は東部戦線のみ。戦車ユニットはイラスト入りとなり、マップも一新されている (戦闘ユニットの数値レーティングも旧作から変更あり)。

戦闘システムは、戦力比からファイアーパワー方式に変更。たしかにこちらの方が戦術級っぽさが出ているかなとは思う。ターン手順も変更され、リアクション・ルールも廃されるなど、ルール全般に手が入れられ、旧作とはだいぶ変わったように思えるが、いまだに旧作をプレイできてないので比較はできず。

まあ架空の地図と状況を使うため、おもちゃ感覚は否めないが、この値段で日本語で遊べる作戦戦術級が出たのは嬉しい。しかし本誌では、他にもWWII作戦戦術級ゲームが紹介されているが GTSにも「Devil's Cauldron」にも触れられていないのは酷い。もう「装甲擲弾兵」と「ホワイト・デス」で語れるジャンルではないのだが……