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Wargaming Esoterica

After Action Reports & Reviews of Simulation War Games ほぼ引退したウォーゲーマーの置き土産

【Grand Tactical Series】「Where Eagles Dare」 The Best Laid Plans Solo-Play AAR

MMP GTS Where Eagles Dare

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「Where Eagles Dare」中間シナリオ「The Best Laid Plans」をソロプレイしてみた。テーマは9月17日、アイントホーフェン近郊に降下したアメリカ第101空挺師団が、進撃路のソン橋が爆破されたため、新たに近くのベスト橋を奪おうと、とりあえず1中隊を差し向けたところ、ドイツ第59歩兵師団に激しく抵抗されたうえ、ベスト橋まで爆破されてしまったというお話。詳しくは、ハヤカワ文庫 「遥かなる橋」(下)p54-56をご参照あれ。

さてこのシナリオ、マップ3枚ということでテーブルに乗るはずもなく、仕方なく畳に直接マップを敷いて、ユニットを並べてみたが、意外に使う範囲は 狭いことに気づき、あらためてテーブルに載せて仕切り直してみた。正直アイントホーフェン・マップの1/2、 フェーヘルとソン・マップが1/4あれば事足りる。3枚の地図の結合付近だけを使うシナリオだったので、だったら「TDC」のようにこのシナリオ専用マップを付けてほしかったものだ。

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シナリオは、ヴィエアジボフスキー中尉率いるアメリカ先遣空挺隊が、夜間ベスト橋に接近して散々痛めつけられ、一夜明けたところから開始。対岸にいるのは2ステップ、火力8と云う悪魔の如く恐ろしい88ミリ 砲……ドイツ軍がベストの街と橋を確保、あるいは橋を爆破していれば勝利である。また直接・機会射撃ダイスが9だった場合はイベント・チットを引く。

さてプレイ開始は0700ターン。アメリカ軍はソン橋の一個大隊に強行軍をさせ、平野を突っ切る形で先遣部隊の応援に向かわせた。1300、1700ターンにはグライダー大隊が降着してくれるので、降下ゾーンWの安全を確保したいという意味もある。

対するドイツ軍は、0900ターンに登場した増援・クレム戦闘団に、降下ゾーンへの突入と、降着部隊の妨害を命じた。無論アメリカ軍も少ない兵力をやりくりして薄い防衛線を築いたが、運悪く「迷子」イベントによって、戦線に穴を作られてしまい、そこから浸透したドイツ軍2個中隊が降下ゾーンへと突入してしまった。

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この頃、すでにヴ中尉の先遣隊は88ミリ砲によって吹っ飛ばされ、その威力に恐れおののいたイギリス軍装甲車は接近することもできず、ようやく来たタイフーン戦闘爆撃機の攻撃は、88ミリにかすりもせず、アメリカ軍はじわじわと戦力を削られつつあった。もっともドイツ軍のチット運も悪く、コマンドチット空振り3回とか……

それでも1300ターンの増援グライダー大隊は、1ステップロスのみで降着。ドイツ軍も数に任せてアメリカ軍陣地に強襲をかけ、消耗戦が続いた。

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そして1700ターンには、再びアメリカ軍に増援グライダー大隊が到着。と思ったら、まだ移動しないうちにドイツ軍150ミリ榴弾砲の的となり、一発で一中隊がまるごと吹っ飛ぶ大損害を受けてしまった……この時点で、ドイツ軍は4個砲兵中隊と連絡を付け、阻止砲撃態勢は万全。一方、アメリカ軍は8ステップを失い、翌日にはイギリス軍戦車と砲兵が来るものの、今回のソロプレイは味見ということで、ここでお開きとした。

とりあえずテーブルに乗るサイズのシナリオで良かった。「迷子」イ ベントを車輌に使うなら、この範囲では狭くて困るが、恐らく邪魔な歩兵・迫撃砲を遠ざけるために使うので無問題かなとも思っている。基本的には歩兵と間接砲撃メインのシナリオで、初心者向きだし、固定初期配置の88ミリ砲がどうにか出来るなら、川の反対側から攻める手もありそうだし、いろいろ面白く遊べそうだ。さて次のシナリオはマップ4枚か……(溜息)