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Wargaming Esoterica

After Action Reports & Reviews of Simulation War Games ほぼ引退したウォーゲーマーの置き土産

WE「Eastern Front Tank Leader」AAR

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YSGAにて「80年代の埋もれた戦術級ゲームを遊ぶ会」と称し、asasin氏セレクトにより「Eastern Front Tank Leader」を対戦。シナリオは「ベリコヴォ包囲網」。1941年、ドイツ軍包囲網からのソ連軍脱出作戦がお題で、自分がドイツ軍を、ソ連軍をasasin氏とN村氏が担当した。

しかしいきなり増援ルールを間違えて適用。ドイツ軍は右往左往しつつ、どうにかソ連軍の進路を塞いだが、その間にasasin氏率いるソ連軍左翼先鋒が盤外脱出に成功。それでもドイツ軍は、まだ道路上にいるソ連軍に射撃開始。脱出を狙うN村氏の部隊にも機会射撃を浴びせて撃破するが、さすがに木造集落(ソフトカバー)に隠れたKV-1には苦戦。コマンド&ペアレント・カードも無く、複数行動できないのが辛い。

結局、ソ連軍にかなりの損害を負わせるも(KV-1クイックキル含む)、脱出VPで稼がれてしまい、ドイツ軍敗北となった。しかし増援ルールを正しく適用していれば、ドイツ軍有利ではないかと。

見学された皆さんの誰もが仰っていたように 「ここにある地形は無かったことにして遊べ」は無理があるものの、それだけで捨て去るのも勿体ないゲームだと思う。「Panzer Command」が「The Devil's Cauldron」として甦ったように、本作も割り込みに不確実性を持たせればもっと面白くなるだろう。個人的には、ユニット数値の並べ方も釈然としなかったり……しかし今はユニットやカードを手間さえ惜しまなければ自作できるし、それによってリメイクできるのが卓上ゲームの長所だと思う。80年代作品としては先見の明を持っているだけに、新たに21世紀の知恵を加えて、ルールごと改良したいところだ。もっともまだ戦車戦しかプレイしていないので、次回は歩兵込みのシナリオを検証してみよう。