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Wargaming Esoterica

After Action Reports & Reviews of Simulation War Games ほぼ引退したウォーゲーマーの置き土産

Europa Simulazioni「All is lost save Honour」

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15-16世紀イタリア戦争を題材にした戦役級ゲーム 「All is lost save Honour」(絶版)を中古にて購入した。発売されたのは2006年。当時、国内ショップにも入荷していたが、なにせあの頃はイタリア戦争には興味が無かったのでスルー。しかし最近ルネッサンス期の戦争にも目覚め、一応再版予定はあるものの、つい買ってしまった。

本作はイタリア戦争戦役シリーズ第一作として発表され、5本のシナリオ、つまり1509年アニャディロの戦い、1513年ノヴァラの戦い、1515年マリニャーノの戦い、1522年ビコッカの戦い、1524年パヴィアの戦いを収録している。※ただし現在でも2作目以降の出版予定は未定。

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ゲームスケールは1ターン=5日間、1ヘクス=2マイル。ミラノのブレラ国立図書館所蔵の古地図を基にして作られた地図盤は、手描きっぽい風合いで、なかなか趣がある。Europa Simulazioniのゲームを買うのもこれが初めてだが、ユニットの美麗なカラーイラストが付されており、眺めているだけでもルネッサンス戦争の雰囲気は十分に味わえる。

ゲームシステムは「Campaigns of Napoleon」ルールを参考にしており、36枚(両面印刷)の指揮官カードは、フランス王ルイXII世、フランシスI世、アントニオ・デ・レイヴァ、シャルル・ラノイ、フルンツベルグらが用意され、それぞれ切り離して、ユニットを管理できるようになっている。戦闘ユニット(1戦力=歩兵500人/騎兵70-90ランス)もバラエティ豊かで、装甲騎士ジェンダルメ、ベネチアのストラディオット軽騎兵、スイス傭兵、ドイツ傭兵ランツクネヒト等に区分されており、火器の有無、部隊の質、信頼度、戦力上限が記されている。

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ゲームの進行は、総司令官が命令ポイントを与えて、指揮官ユニットのみが地図盤上を移動し、大会戦となった場合には戦闘解決ディスプレイを用いて、前衛、主力、後衛にユニットを配し、砲兵射撃や騎兵突撃を交えて、複数ラウンド戦闘を解決する。こういった戦闘ディスプレイを用いる戦役級ゲームは非常に好み。戦闘中に使用できるチットもある。

あいにく和訳が無いので、すぐには遊べないが、ルネッサンス熱が高い今、是非プレイしたいゲームではある。

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