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Wargaming Esoterica

After Action Reports & Reviews of Simulation War Games ほぼ引退したウォーゲーマーの置き土産

【Grand Tactical Series】「The Devil's Cauldron」 A Bridge too Far AAR

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猿遊会初日は「A Bridge too Far」シナリオを対戦した。自分は義勇ポーランド空挺旅団と、救出に向かうイギリス軍第43歩兵師団を担当。対するN村氏率いる第9SS装甲師団特別戦闘団は、ポーランド空挺旅団を後背から攻めるべく、迂回路へ集結し、第10SS装甲師団クナウスト戦闘団は、虎の子の戦車を堤防の陰に隠し、歩兵はやや前のめりに配して、じりじり遅滞戦術を行う様子であった。

さてゲーム開始。イギリス軍主力214旅団は早速オーステルハウトに攻めかかり、留守番のSS戦闘団を撃滅するも、これで安心したのか師団チットが遅延。一方、堤防鉄道東側を進んだイギリス軍129旅団は、師団砲兵と連絡がつかず、ドイツ軍砲兵に撃ちすくめられ、ゲーム終了まで前進できず。また、ポーランド空挺旅団は先手を取って防衛線を再構築したものの、第9SS装甲師団の猛攻を受けて、ひとつずつ陣地を潰されている。そしてイギリス軍主力の前進を阻むように、クナウスト戦車隊も出陣。射撃力8、射程4を誇るティーガーI型中隊に対し、イギリス軍は阻止弾幕で抗い、弱体化したIII号中隊にM4中隊が強襲をかけたが、あえなく失敗。ドイツ軍もネーヴェルヴェルファー砲で、進撃するイギリス軍を阻止したが、イギリス軍主力はDUKW自動車化歩兵の快速さを生かして、砲撃範囲を脱し、一気に要衝ヴァルブルグの街へ肉薄した。ヴァルブルグ まで届くドイツ軍砲兵はたった2個のため、阻止砲撃も微弱。イギリス軍はあらかじめ戦車、迫撃砲、対戦車砲で近接砲撃を加え、市街に籠もるドイツ軍歩兵を強襲 し、どうにか街の過半を制した。こうなるとドイツ軍もヴァルブルグを捨て、新たな防衛線を敷くしか・・・と云う時点で6ターンを終えて攻撃初日が暮れ、リアルタイム的にも午後7時だったのでゲーム終了とした。

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昨年のプレイ同様、初日のイギリス軍はヴァルブルグ到達で精一杯だった。クナウスト戦闘団を疲弊はさせたものの、戦車隊はいまだ健在で、ノックダウンさせるにはまだまだダメージ不足・・・と云った感じだろうか。一方、ポーランド空挺旅団は4割近くを除去され、かなりの痛手である。イギリス軍主力が救出に来るまで持ちこたえられるかどうか、微妙なライン。潤沢な指揮ポイントで臨機応変に作戦する第10SS装甲師団と、 フォーメーション・チットで計画通り戦おうとするイギリス第43歩兵師団の非対称的な作戦運用も再認識できて面白かった。こういった師団の特性を、指揮・派遣ポイントだけで表現できるのもGrand Tactical Seriesの長所だと思っている。閉会後は、飲み会に行く気力も無く帰宅。ばたんきゅーと寝てしまい、翌日の対戦に備えた…… 

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※参考Link:TDC:A Bridge Too Far:猿遊会10/23: 閑人工房