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Wargaming Esoterica

After Action Reports & Reviews of Simulation War Games ほぼ引退したウォーゲーマーの置き土産

Compass Games 「Bataan !」

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Compass Gamesの新作「Bataan !」を購入した。このメーカーのゲームを買うのは初めてである。テーマは1941年末、開戦と同時にフィリピンに上陸した日本軍がマッカーサー率いる米軍・フィリピン軍をバターン半島に追い詰め、半島先端に位置するコレヒドール要塞目指して進撃すると云うもの。

ゲームスケールは1ヘクス=1.2キロ、1ターン=4日、 1ユニット=大隊~中隊。地図盤に描かれたバターン半島は、大半がジャングルで、 盤外ボックスとしてマニラ市内、クラーク飛行場もあり。 両軍ユニットとも歩兵が多め、戦車は少数と云う構成。デザイナーは、ヴァンス・フォン・ボリス。本作はスケールこそ違えども、同デザイナーが制作したGMT「Roads to Leningrad」と同システムである。「チット引き活性化」「ユニットに質差がある」「戦車イラストあり」と、自分好みの要素が多く、最初にGMT社の新作としてアナウンスされていた時から期待していた。※プレオーダーを集めている途中でCompass Gamesに移籍。

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シナリオは5本。最も長い第5キャンペーン・シナリオ(全23ターン)は1942年1月11日~4月12日を扱う。つまり第一次・第二次バターン戦全体を包括しており、バターン半島 を南下する日本軍の第一次攻勢に始まり、 舟艇機動による米軍後背への奇襲上陸の失敗を経て、 第二次攻勢でようやく米軍陣地を突破……と云う展開を検証できるはず。他のシナリオは、もっと短いターン数で終わるので、まずはそちらから試してみたい。

勿論、基本ルールも「Roads to Leningrad」と同じだが、海軍ルール(海上輸送、上陸、艦砲射撃)やイベントが追加されている。イベントをざっと眺めてみると、東京ローズ、バンザイ突撃、観測気球、米軍の現地徴集、コレヒドール要塞からの砲撃、ゲリラ襲撃等々。

前作とも言える「Roads to Leningrad」が好みだったので、本作も楽しめるのでは……と期待している。それにしてもフルカラーチャートが沢山付いていて贅沢だ。