Wargaming Esoterica

After Action Reports & Reviews of Simulation War Games ほぼ引退した蔵書系ウォーゲーマーの日記

【By the Edge of the Sword】「La Croix et L'epee」 AAR

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Vae Victis誌62号「ラス・ナバス・デ・トロサ会戦」を対戦した。インストを交えての多人数プレイで、自分はイスラム教軍を担当。おおざっぱな作戦としては、両翼騎兵部隊でキリスト教軍を拘束し、後退するスペースを失わせて、盤外へ追い払ってしまおうかと。

作戦通り、イスラム教軍左翼アルーマイサラ部隊は先に動き、ナヴァラ王率いるキリスト教軍右翼を盤端に追い詰める事に成功。これに対しキリスト教軍右翼は反撃に出るも、イスラム教軍の防御射撃が当たりまくり、次々敗走してしまった。

ところがナヴァラ王だけは最良の指揮官ボーナス3を生かし、イスラム教軍左翼のど真ん中をぶった斬るように連続突撃。まるで戦国BASARA戦国無双の如く、イスラム教軍本陣へ迫ったのだ。

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さらにキリスト教軍の虎の子精鋭部隊・聖堂騎士団が、イスラム教軍中央・右翼の隙間から突破に成功し、大坂夏の陣真田幸村隊の如く、イスラム教軍本陣に肉薄。黒ユニットが密集突撃するさまはまるで「キリスト教軍の黒備え」である。これに対しイスラム教軍は、本陣の丘を守るように薄く広く展開……と云うところまでプレイして時間切れ、お開きとなった。

簡単なゲームとは云え、「By the Edge of the Sword」シリーズ最大の会戦なので、1ターンプレイするのに1時間以上かかってしまった。しかし最大3連続突撃可能なシステムはなかなか好評で、次回は本会戦の完遂を目指したいと思っている。