Wargaming Esoterica

After Action Reports & Reviews of Simulation War Games ほぼ引退した蔵書系ウォーゲーマーの日記

【参考文献】「Pavia 1525」

Pavia 1525: The Climax of the Italian Wars (Campaign)

Pavia 1525: The Climax of the Italian Wars (Campaign)

 

オスプレイ・キャンペーン・シリーズ44巻「Pavia 1525」を購入。会戦の経緯は、パヴィアの街を包囲するフランス軍が、救援に駆けつけた神聖ローマ帝国軍に後方から攻められ大敗、フランス国王フランシスI世まで捕虜になり……というもの。帝国軍ドイツ傭兵ランツクネヒトvsフランス軍スイス傭兵の対決、帝国軍の火器戦術など、まさにルネッサンス期らしい会戦。ちなみに、第10SS装甲師団の別名にもなっている、ゲオルグ・フォン・フルンツベルグも帝国軍ドイツ傭兵として参加し、フランシスI世を捕らえた功で名を挙げたとのこと。

このパヴィアの戦いを含む、イタリア戦争を包括したウォーゲームとしては、以前「All is lost save Honour」を購入したものの、結局プレイせぬまま手放してしまった。最近ではGMTから「Men of Iron」シリーズのイタリア戦争編「Arquebus」も出ているが、こちらはスルー。