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Wargaming Esoterica

After Action Reports & Reviews of Simulation War Games ほぼ引退したウォーゲーマーの置き土産

CMJ/VPG「No Retreat !」AAR

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Yossy氏と「No Retreat !」を再戦。今回も自分がドイツ軍を、Yossy氏がソ連軍を担当した。前回の経験からドイツ軍はソ連軍をわざと攻撃せず、補給切れから降伏に追い込み、VPを稼ぐ作戦を多用した。これにより5ユニット除去で5VPを獲得し、第4ターンに運良く「列車砲」+「グーデリアン」でレニングラードを落とし、「マンシュタイン」カードによってモスクワも占領できた。

幸い第5ターン終了時までその状態をキープできたので、 バルバロッサ作戦シナリオならドイツ軍勝利となるが、今回はその先の展開を見るためにキャンペーンを続行。第6ターン以降、ソ連軍は枢軸中小国軍が守る南方戦線を攻め、ドニエプロペトロフスクオデッサへとユニットを進めていく。さらにモスクワのドイツ軍も1:3攻撃で街から叩き出され(DR)、ドイツ軍戦線もZOCで埋めきれぬほど長大化したため、仕方なくドイツ軍は後退して戦線を縮小、二線防御も始めた。時期的にはスターリングラード攻略だが、とてもそんな余裕は無く、ひたすら防戦に務めるも、ルーマニア軍は自国まで押し返される始末。結局じりじりと下がりつつ、第11ターンでゲームを終えた。

さてここからは珍しくシビアな評価を。このゲーム、自分もYossy氏も期待していたが 「振れ幅の少ないパズルゲーム」に思えてならなかった。駒数が少ないミニゲーム故、プレイヤーの選択肢が少なく、ルール的に包囲降伏が望ましいと分かれば、序盤の両軍ムーヴも固定されるのではないかと。プレイを硬直化させないために導入されたであろうカードも、むしろこの規模のゲームでコンボがうまく決まってしまうと、単なるカード引きゲームになってしまう気がする。なによりドイツ軍の進撃も、モスクワでの攻防も、 あまりにあっさりし過ぎて、ドラマチックさが薄い。まして勝利条件も厳しく、勝利を追究する気にもなれず。

しかしネット上では絶賛する方も多いので 「もしや僕らは間違った少数派なのだろうか?」と自問もしたが、今のところ「がっかりゲーム」と云う評価で定まっている。

それとも本作は、一人ちまちま最善手を探すのが楽しいのか? とも思い、一応Yossy氏からゲームをお借りしてきた。気が向いたら再挑戦してみるが、うーん、どうかな……