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Wargaming Esoterica

After Action Reports & Reviews of Simulation War Games ほぼ引退したウォーゲーマーの置き土産

【Musket & Pike Series】「This Accursed Civil War」Marston Moor Solo-Play AAR

GMT M&P This Accursed Civil War

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「This Accursed Civil War」のマーストン・ムーア会戦をソロプレイしてみた。マーストン・ムーア会戦は、清教徒革命で議会軍が勝利した一戦で、この戦い以降、クロムウェル騎兵隊がIronsidesと呼ばれるよ うになったとか。ちなみに青ユニットが王党派、赤が議会軍、緑がスコットランド軍である。

シナリオは5ターンで終了し、1ターン目には議会軍の奇襲効果がある。議会軍司令官は3人用意され、ターン毎に誰が活性化するか決定する。さて結果から書 くと、獲得VP130:90で王党派が勝利した。議会軍は史実通り、左翼クロムウェルによる背面突破を狙うも、第2ターンにまさかの敗退を喫したおかげで作戦が頓挫してしまったのだ。

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対する王党派は、中翼における重歩兵同士の戦闘に重点を置いた。この戦いで注目すべきは、議会軍テルシオ型2ヘクス重歩兵と、王党派マウリッツ型1ヘクス重歩兵と云う、異なる編成の歩兵同士が戦う点である。一見すると、戦力の多い議会軍テルシオ型が有利に思えるが、王党派はマウリッツ型重歩兵を隙間無く並べ、最初は斉射に徹して戦力を削り、その後、2~3ユニットで白兵戦を仕掛けて、議会軍のテルシオを撃退した。勿論、白兵戦で攻められれば、戦力に劣るマウリッツ型が敗退するのだが、1ヘクス・ユニットのため戦線に開く穴も小さく、予備を投入するのも容易で、防御に長けたマウリッツ型の特徴が巧みに再現されている。

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一方テルシオ型の2ヘクス重歩兵は、戦線に開いた穴が1ヘクスでは戦闘後前進できず、立ち往生したところをまた斉射されるなど、機動性の悪さを露呈した。結局、王党派マウリッツ歩兵は、ルパート王子の指揮もあってか、第4ターンまでに議会軍テルシオ歩兵4ユニットを除去、2ユニットを敗走させ、さらに 議会軍砲兵3ユニットを奪う活躍を見せて、勝利を決定づけた。

本シナリオは、ターン数も特別ルールも少ないうえ、上記のようなマウリッツ型vsテルシオ型の 差異も分かるし、バランスもそれなりに取れているようなので、遊ぶ価値はあると感じた。一応、両軍歩兵の特性は把握できたので、今一度再戦してみたいとも思う。

Marston Moor 1644: The Beginning Of The End (Campaign)

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