Wargaming Esoterica

After Action Reports & Reviews of Simulation War Games ほぼ引退した蔵書系ウォーゲーマーの日記

CMJ/VPG「No Retreat !」AAR

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今日はYossy氏が購入された「No Retreat !」を初対戦。まずは「バルバロッサ作戦シナリオ」を遊んでみた。 自分がドイツ軍を担当し、第1、第2ターンは順調に進撃したが、ソ連軍ユニットはいくら撃破しても次から次へと盤上に復帰してくる。

それでも第3ターン、中央軍集団の装甲スタックが、「ハインツ・グーデリアン」カードの支援を受けてモスクワを占領。同時にレニングラードにもフィンランド軍と共に 「フォン・マンシュタイン」カードを投入するもダイス運無く落とせず。しかし守備隊と要塞歩兵を間違えてDRを無視させたと思うので、本来ならこの時点で目標ヘクス2を占領していたはず。

しかし続く第3ターンのソ連軍フェイズに、モスクワの装甲スタックが1:3攻撃でまさかのDRを喰らって後退。続く第4ターンは積雪によってドイツ軍の攻撃左1シフト、 さらに第5ターンは攻撃左2シフトが決まっており、手札には防御系のカードばかり来ていたので、仕方なく冬ごもりへ。

当然、ソ連軍の冬季反攻が始まり、モスクワ前面、ドニエプロパブロフスクなどが攻められるも、ドイツ軍も取っておいた防御系カードで応戦し、何とか戦線を維持した。

と、云うところでシナリオ終了。ドイツ軍VPは8点止まりだったかな。包囲・降伏でもっとVPを稼がなければいけないが、補給判定タイミングや、ユニットの少なさから、それもなかなか難しそう。

対戦後の感想も……うーん、微妙だった。自分の拙攻もあって、バルバロッサ作戦も冬季反攻もあっさり終わり、お互い達成感も、爽快感も得られず仕舞い(苦笑)。ルールも一見簡単だけど、妙にテクニックを要求する部分があり、奥深いと言えば奥深いが、実は初心者には難しいゲームなのかも? まあ自分たちはこういうあっさり味ゲームではなく「Ukraine'43」みたいなこってり味ゲームが好みだと再認識もした。いずれまた年明けあたりに再戦する予定。 次回は、もう少し長いスパンで遊んでみよう。