ゲームジャーナル31号を購入。今号の付録は「信長最大の危機」システムの「文禄・朝鮮の役」で1ターン=1ヶ月、全16ターンで豊臣秀吉軍の第一次朝鮮侵攻を再現している。ゲーム前半は豊臣軍が破竹の勢い(行軍+2)で進撃するも、李如松率いる明の大軍が第9ターンに来援すると豊臣軍の優位も薄れ、イベントカードによる講和交渉で逃げ切りを狙う……という展開だと思われる。
豊臣軍のイベントカードは、朝鮮各地の道都の支配によって獲得でき、使用に当たっては「加藤清正が威鏡道にある場合」「小西行長が平壌に~」 などの条件を持つカードもあり、ある程度ヒストリカルな運用を心がけるべき。また豊臣軍の勝利ポイント=獲得カード枚数なので、早期に道都を支配しまくって、サドンデス勝利を狙う手もあるけれどどうかな。
明・朝鮮軍は、各ターン終了フェイズに自動的にイベントカードが獲得でき、前半は義兵を用いて豊臣軍を悩ませ、後半の反撃によって道都の奪回、あるいは豊臣軍ユニットの除去によって勝利ポイントを稼ぐ作戦だろうか。
まるでバルバロッサ作戦→冬将軍の到来→冬季反攻みたいな流れだが、だとすれば両軍の攻守が入れ替わるシチュエーションだし、面白そうではある。キャラクターゲームとしても、戦意1でガンガン戦う加藤清正とか、 戦意は5と低いもののオニのように強い野戦5の島津義弘、立花宗茂や、朝鮮軍のモーデル元帥(笑)権慄など、魅力的なユニットが揃っている。今月中にYossy氏と対戦予定だが、 まずはソロプレイで感触をつかんでおくつもりだ。