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Wargaming Esoterica

After Action Reports & Reviews of Simulation War Games ほぼ引退したウォーゲーマーの置き土産

【Operational Combat Series】「Case Blue」 Edge of the World Solo-Play AAR

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「Case Blue」全カウンター、切断完了。 早速、ミニシナリオ1「Edge of the World(世界の果て)」をソロプレイしてみた。テーマは1942年8~10月、ドイツ軍のコーカサス・グロズヌイ油田攻略戦。

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写真は、自作ターンレコード。全25ターンで登場する増援はこれだけ。 と云うかドイツ軍初期配置ユニットは 第40装甲軍団HQ、第3装甲師団マーカー、その他1個の合計たった3個! しかもドイツ空軍ユニットも皆無である。初期配置ソ連軍ユニットも15個ほどで、地図も1枚のみ(実際使うのも半分程度)。ほぼ晴天が確定なので、天候ルールも忘れていいくらい。両軍共に毎ターン得られる補給ポイント(SP)も最大3まで。どうやらこのシナリオ、本当に初心者向けに設計されているようだ。少ないユニットを、少ないSPで切り盛りし、OCSの骨格をつかませると云う。OCSミニシナリオと言えば妙に短くて(0.5ターンとか)、 あまり面白い印象がないが、本シナリオは別格に思える。

さて第1ターン、ドイツ第23装甲師団がプロハラドヌイを攻撃して占領。 しかし突破を得たのに早くもSPが足りず追撃を断念。仕方なく第2ターンは休憩とし、その間にソ連軍はモズドクを陣地化した。第3ターン、ドイツ軍はようやく鉄道修理開始。 これで補給範囲がモズドクまで届いた。第4ターン、第3装甲師団がモズドクを攻略。しかしこの後、ソ連軍はダブルアクションを得て、 防衛線の再構築にいそしんだ。

第7ターンには、ドイツ第111歩兵師団が、手つかずだったピアチゴルスクを奪取。第8~第10ターン、第3装甲・第23装甲師団がナドテレクナヤ周辺を攻撃。ソ連軍スタックを次々屠るも、ソ連空軍の爆撃も激しくなり、ナドテレクナヤからカリノフスカヤにはソ連軍陣地が並び始めた。

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第12ターン、第3装甲師団の一部+第370歩兵師団がナドテレクナヤを攻撃。 二度に亘る猛攻を加えながら、ソ連軍1ステップが残り、奪取失敗。 第13ターン、SSヴィーキング自動車化師団が来援するも、ドイツ軍の補給は枯渇気味である。

第14~第15ターン、第3装甲師団がカリノフスカヤ後方に回り、陣地包囲を狙った。これに対してソ連軍は、増援の第4親衛騎兵軍団をもって初反撃。半包囲された第3装甲師団は後退せず、ステップロスを適用したが、これが失敗。続く第18ターンはソ連軍のダブルアクションとなり、完全に包囲された第3装甲師団は、第4親衛騎兵軍団の再攻撃を受けて壊滅……。もはやドイツ軍の突破は無理と判断し、第20ターンをもってゲームを終えた。

全20ターン中、ドイツ軍はやはり補給がキツい。史実通りグロズヌイは「遠すぎた油田」だったが、OCS導入シナリオとしては、非常によく出来ていると感じた。次は「第二次ハリコフ戦」シナリオの予定。こちらはどうかな?

カフカスの防衛―「エーデルヴァイス作戦」ドイツ軍、油田地帯へ (独ソ戦車戦シリーズ)

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