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Wargaming Esoterica

After Action Reports & Reviews of Simulation War Games ほぼ引退したウォーゲーマーの置き土産

Command Magazine 「アジアン・フリート」

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今日は「アジアン・フリート」が到着。かつてVG社から発売されていた艦隊シリーズの21世紀極東版。元々は同人ゲームだったが、去年の冬コミで買い逃してしまった。フルマップ2枚、カウンター約800個、チャート多数を含むなかなかのボリューム。 地図盤は、日本列島から台湾海峡をカバーし、 登場するユニットは、日米中台朝韓露の各国軍である。前作とも言うべき「第7艦隊」発売から、すでに20年が経過し、冷戦時代の主役ソ連はロシアに名を変えて生き残ったものの、収録されたシナリオには出番がまったく無く、時の流れを感じさせる。

代わって台頭したのが中国軍。艦艇の数が多いうえ、ロシア製高速対艦ミサイルや防空システムも導入し、なかなか手強そうだ。対する海上自衛隊には「第7艦隊」未収録のイージス艦も登場。オマケユニットの正規空母名が「うねび」ってのは縁起悪いですな…… (明治時代にフランスで建造され、日本回航途中に行方不明になった軍艦と同名) アメリカ軍には弾道ミサイル迎撃艦「シャイロー」があり、空を見上げりゃF22ラプター、B2爆撃機、F117ブラックホークとステルス三昧。 航空自衛隊にもF22ユニットが用意されているが、実際買えるんだかどうだか。

システムは旧来の艦隊シリーズを踏襲しているが、「第3艦隊」で用いられたセグメント毎に活性化プレイヤーを決めるのは不採用。やはり一方が連続活性化するのは、ゲーム的に危険なのかもしれない。また戦略航空任務におけるAWACSルールが追加され、 さらに選択ルールとして「長距離空対空戦闘」もあり、目視外から長距離ミサイルを発射する最新鋭機にも対応している。コンポーネントも総じて使いやすくなったと思う。 以前は地図盤に各種ディスプレイが載っていたので、シナリオで使わないマップも必要だったが、「第3艦隊」同様にディスプレイ類は別紙化されている。VG社版では味気なかったマーカー類も、イラストが描かれててグッド。 タスクフォース・マーカーとか、他のシリーズにも流用できそうだ。