同人ゲーム「長元記」が到着。昨年末のコミケでも販売されていたツクダ戦国群雄伝の追加キットである。正規シリーズでは未発売だった四国を扱う、言わばミッシングリンクを埋める作品だ。実際遊ぶには「秀吉軍記」が必要とのこと。
主役は当然、長宗我部元親である。シナリオは6本あり、元親の四国平定戦から、 秀吉の四国征伐、さらに仮想・織田軍侵攻シナリオまである。さすがに大兵力の豊臣家、織田家相手では辛そうだが、四国内の戦いなら遊んでみたいかなと。
気になる武将レーティングだが、主役・元親は★★323とまあまあ。実弟・香宗我部親泰も★323で、対島津・戸次川の合戦で殿を受け持った桑名吉成は★333と頼もしい。その戸次川で死んだ嫡男・信親は★332。久武親信・親直の兄弟は共に★323。使えそうである。
敵将で目立つのは、十河在保★★333。この人も戸次川で死んでいる。一条兼定は★★302だし、西園寺公広は★312と頼りなし。久武親信を討ち取った土居清良は★343となかなか手強い。
こうやって書いてると、戦国群雄伝の発売当時を思い出す。あの頃も発表された武将とそのレーティングに一喜一憂し「上杉景勝軍に前田慶次がいない!」とか 「真田昌幸の野戦修正5はズルい!」とかで盛り上がっていたものだ。知らない武将は歴史本を読みまくって調べたり……。自分は「戦国群雄伝」で戦国史を覚えたと言っても過言ではないのだ。