Wargaming Esoterica

After Action Reports & Reviews of Simulation War Games ほぼ引退した蔵書系ウォーゲーマーの日記

【Jours de Gloire Campaign】Vae Victis #41 #47 #52

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フランスのゲーム雑誌VAE VICTISを3冊購入。いずれもナポレオンゲーム 「Jours de Gloire Campaign(栄光の日々:キャンペーン)」付録号である。英文ルールもネットで見つけ、簡易翻訳も済ませている。各号に収録された戦いは、 VV41号「1800年ホーヘンリンデン」「1805年アウステルリッツ」「1809年ワグラム」 VV47号「1806年プルトゥスク」「1807年アイラウ・フリードランド」「1813年ポーランド」 VV52号「1792年ヴァルミー」「1814年国内戦」 とまあ「Campaign of Napoleon」シリーズの縮小版といった趣がある。

ハーフサイズの地図盤は、ポイント・トゥ・ポイント式。指揮官・戦闘ユニットは裏返して配置し、ダミーも使用。 各軍は最高司令官の指揮値+d6でターンの命令ポイントを決定し、 スタック毎に命令ポイントを払って活性化する。移動力+2となる強行軍や、敵の移動を妨害する反応移動、 隣接ポイントの戦闘に急遽参加できる砲声移動もあり。2方向から攻めれば側面攻撃、3方向以上なら包囲攻撃が成立。

戦闘は結構面倒。まず両軍は戦術(決戦・攻勢・防御・小戦)を選択し、双方の戦術によって戦闘ラウンド数(1から4)が決まる。次に総戦力を算定し、士気崩壊損失(20%)を求める。これを上回る損害を受けた場合は、退却判定へ。そして双方がダイスを振り、攻撃を同時解決。これを戦闘ラウンド数、繰り返す。ただし第2、第4ラウンドには砲撃判定もあり。士気崩壊するか、規定ラウンドを戦ってより大きい損害を受けた側が敗北し、騎兵による追撃判定をくらう。

しかしソロプレイに向かぬため、練習もそこそこに放置と相成った次第。でもせっかく訳したんだから遊ばないとなあ……とか思うゲーム、多いのだ。