Wargaming Esoterica

After Action Reports & Reviews of Simulation War Games ほぼ引退した蔵書系ウォーゲーマーの日記

「The Legend Begins」 Enter Rommel AAR

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シナリオ3「ロンメル登場」を対戦。基本ルールのみ使用。 初プレイのkarter氏は枢軸軍。自分は連合軍担当をしつつ、karter氏にもインストも行った。

序盤、枢軸軍は順調に前進。 英軍を踏み潰し、ベンガジを占領した。後退した連合軍はトブルクに籠城し、バルディア~サルーム間に防衛線を敷く。両軍の後方ではトラックが補給物資を担いで東奔西走。連合軍はランダムながらも戦車を修理し、応急再編したイギリス第2機甲師団を前線へ投入した。枢軸軍はトブルク包囲をイタリア軍に任せ、ドイツ第5軽装甲師団イタリア軍アリエテ戦車師団でバルディアを攻撃。しかし歩兵防御力3倍、攻撃側ステップロス2倍の要塞はさすがに堅固で、あえなく敗退。致し方なくドイツ第15第装甲師団の来援を待ったが、イギリス第2機甲師団も徐々に戦力が充実していく。ならばと枢軸軍はドイツ装甲2個、イタリア戦車1個師団でイギリス第2機甲師団を攻撃。今回最大マグニチュード3の激戦で第2機甲師団を敗退させた。

枢軸軍は続けてバルディア攻略にドイツ砲兵旅団を投入し、重砲兵弾幕3シフトを使用。 立て籠もるインド旅団を討ち、ついにバルディアを陥落させた。しかし勝利条件達成には、あと1目標都市の占領が必要。しかも残るは最終1ターン。トブルクが無理ならシディ・バラニを取るしかない。連合軍も当然陣地を築き、逆に枢軸軍は損害が重なり、補給物資も枯渇気味。連合軍は「1手番足りない」と判断し、最終ターンを前にシナリオを終了した。

レクチャーしながら約3時間半。慣れればもっとスピーディに遊べると思う。基本ルールだけなら、決して難しいゲームではないし。しかし補給とか補充・再建のルールは、もう少しシンプルでいいかもしれない。それでも好感触だったので、またこのシナリオを遊んでみようと思う。