Wargaming Esoterica

After Action Reports & Reviews of Simulation War Games ほぼ引退したウォーゲーマーの置き土産

【Wargaming Column】ASLをきっかけにウォーゲームに復帰した日

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独り暮らしのワンルームマンションから、6年ぶりに実家に戻ってきた。久しぶりに帰ってきた自室では、かつて買い集めたウォーゲームが眠っている。就職活動で忙しくなった1991年辺りからウォーゲームを集めることも止めてしまったが、ふとAdvanced Squad Leader(ASL)が目に留まった。基本ルールと「Beyond Valor」「Yanks」「Paratrooper」までは買ったものの、それ以降のモジュールについてはまったく手を出していなかったのだ。

それがなんだか寂しく感じたのか、追加モジュールも買い揃えようと思い立った。久しぶりに神保町の書泉に出かけ、棚にあった「West of Alamein」を手に取る。『ああ、これも持っていないから買っておこう。ところで今、いくらで売ってるんだ……2万5千円!!』

思わずプレミア価格に後ずさりしてしまった。どうやらアバロンヒル社は、いつの間にか潰れてしまい、価格が高騰していたようだ。財布の中には3万ほどあったので、一応は買えるが、モジュール1個に2万5千払うなんてあり得ない。しかしASLは欲しい。無いと分かるとなお欲しい。そこで在庫が残っていそうな他店を梯子した。代々木や渋谷のポストホビー、新宿のイエサブ荻窪の喜屋ホビー。 しかしどこにも無い。ウォーゲームなんて消えて無くなっていたのだ。

もう一度神保町に戻って2万5千円払うべきか、いやそれは人間として許されないと、頭の中で悪魔と天使がディスカッション。とにかく暑い日で頭もボーッとしていたので、帰宅して冷静に考えることにした。で、思い至ったのがインターネット。まだ使い始めて間もなかったため、ウォーゲーム情報も検索していなかったのだ。

いろいろ探すうち、国内店舗で通常価格のASLモジュールを発見した。岡山のI-OGMである。実はアバロンヒル社は吸収合併されただけで、ASLは引き続き販売されていたのだ。書泉のプレミア価格がおかしかっただけで、安心して「West of Alamein」の他いろいろ買い揃えた。今では絶版品のそれらも当時はまだ入手できたのだ。今から思い起こせば、そういったタイミングで復帰できたことも幸運だったと思う。

これが自分の第2期ウォーゲーム時代の始まりである。このBlogでは、この「ASL再収集事件」以降に買ったウォーゲーム、遊んだウォーゲームの中から印象深かったものだけを抽出して記録していく。