ドン河の戦い―スターリングラードへの血路はいかにして開かれたか? (独ソ戦車戦シリーズ)
- 作者: マクシムコロミーエツ,アレクサンドルスミルノーフ,斎木伸生,小松徳仁
- 出版社/メーカー: 大日本絵画
- 発売日: 2004/09/01
- メディア: 単行本
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独ソ戦車戦シリーズ第6巻「ドン河の戦い」を購入。青(ブラウ)作戦開始から、ロストフ突入までの、約1ヶ月間の戦闘経過を記した1冊。つまりスターリングラードに行く手前なので、ウォーゲームだと、ドイツ軍がガンガン進撃し、ソ連軍があまり抵抗もできずに後退していくあたり。と言っても、本書でも触れられているように、実際にはソ連軍も果敢に(無理矢理)反撃している。特にソ連第2戦車軍団のリジューコフ少将は、軍団長ながらも、戦車に乗って突撃させられ戦死するという、過酷な反撃を課せられていたようだ。もしかするとウォーゲームでも、そのような自殺的な反撃を強制するルールを持った作品があるかもしれないが未見……