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Wargaming Esoterica

After Action Reports & Reviews of Simulation War Games ほぼ引退したウォーゲーマーの置き土産

New England Simulations 「Napoleon on the Danube」

NES Napoleon on the Danube

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【回顧録:この記事は2014年3月に回想した記事である】

Napoleon on the Danube」の中古品を2003年9月18日に購入した。本作のテーマは、ナポレオン戦争1809年ワグラムの戦いである。ゲームスケールは1昼間ターン=1時間(夜間ターンと朝方は別)、1ヘクス=480ヤード=約439メートル、1ユニット戦力=450~650名を表している。ゲームシステムは「Napoleon's Last Battles」を受け継ぐもので、司令官の命令値分だけ、下位の指揮官が活性化でき、命令を受けた指揮官の指揮範囲内のユニットが指揮下になると云うものである。

ワグラムと戦いと云えばナポレオン戦争中でも屈指の大会戦で、「Triumph & Glory」にもシナリオとして収録されているが、扱うユニット数が多すぎてなかなか遊ぶ気にはなれない。だが本作の場合、ルールもユニット量も手頃なため、会戦全体を無理なく遊べると思う。オーストリア軍には攻勢ルールがあり、これを巧く使うとフランス軍を一時的に圧迫することも出来るだろう。実際に遊んでやや面倒に感じたのは、1戦力が失われる毎にそれを記録し、軍全体の損害臨界点をチェックすることだ。これはついつい忘れてしまう場合も多い。

本作は箱無しのジップロックゲームだが、そのカバーアート、地図盤、ユニットのグラフィックはさすがNew England Simulationsだけあってどれも美しい。美麗ではあるが華美になっていないあたり、センスの良さも感じている。プレイバランスも良好だと思うので、未見の方は是非とも触れて欲しいと思う。

Aspern & Wagram 1809: Mighty Clash Of Empires (Campaign)

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