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Wargaming Esoterica

After Action Reports & Reviews of Simulation War Games ほぼ引退したウォーゲーマーの置き土産

Command Magazine #48 「Decision in France」

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【回顧録:この記事は2014年3月に回想した記事である】

2002年12月20日(発売日)にコマンドマガジン48号を購入した。目当ては付録ゲーム「Decision in France」である。本作で扱うのは1944年6月25日~9月2日のWWII西部戦線ノルマンディ半島に上陸した連合軍が、半島からの突破を図り、パリへ向かって突進、さらにはドイツ国境へと向かう過程を模している。マーク・シモニッチ作と云うことで注目はしていたが、あいにくRhino版を買い逃していたので、個人的には嬉しい再版だった。

ゲームスケールは1ターン=3日、1ユニット=師団~旅団/連隊~大隊。ターン・シークエンスは、移動・戦闘を繰り返すオーソドックスなものである。本作では1個師団は3~4ステップを有し、ステップロスする毎に師団個別の戦力減少ユニットに置き換えていく。またステップを分割して戦闘団を捻出することも可能である。

これまでに何度かプレイもしている。ターン手順がシンプルなせいか、意外なほどゲームはさくさく進められ、遊びやすかった覚えがある。序盤の展開は、狭いノルマンディ半島部に限られ、一進一退の攻防を繰り返すことに終始したが、いったん突破が始まると、今までのペースが嘘のようにダイナミックな機動戦になったのが印象的だった。その突破後の戦闘はやや大味にも感じられて、半島部での戦闘の方がスリリングだった気もする。半島部の拡大マップを作って、そこだけ切り取って遊んでもいいぐらいだなと。

今ではほとんど出番も無くなったが、また触れてもいい秀作だと思っている。

パリ解放 1944-49

パリ解放 1944-49