Wargaming Esoterica

After Action Reports & Reviews of Simulation War Games ほぼ引退したウォーゲーマーの日記

【参考文献】W.S.チャーチル「第二次世界大戦1・2」

第二次世界大戦〈1〉 (河出文庫)

第二次世界大戦〈1〉 (河出文庫)

 
第二次世界大戦〈2〉 (河出文庫)

第二次世界大戦〈2〉 (河出文庫)

 

新装版になった、第二次大戦当時のイギリス首相チャーチルの「第二次世界大戦」第1巻・第2巻を購入。以前から訳本はあり、ずっと読まずに来たが、そろそろ読んでおこうと。第1巻は、大戦前夜から開戦、ポーランド戦、ノルウェー戦を経て、チャーチルが首相となるまで。第2巻は、フランス戦、ダンケルク撤退、英国航空決戦、北アフリカでの戦いまで。ウォーゲーマーとしては、戦闘経過に興味があったものの、実際読んでみて面白かったのは、大戦前夜、チャーチルがまだ野にあった時代だった。大戦の危機をひしひしと感じつつも、閣外に置かれて、それを眺めるしかなく、それでも危機となった時には、呼び出されてイギリスの指揮を執るという流れは、なかなかドラマチック。まあ、自画自賛的な演出もあるだろうが、素直に楽しめた。 

ちなみに本書第一巻の原題は「Gathering Storm(巻き起こる嵐)」だが、同タイトルの、やはり第二次世界大戦前夜をテーマとしたウォーゲームも出版されている。