Wargaming Esoterica

After Action Reports & Reviews of Simulation War Games ほぼ引退したウォーゲーマーの置き土産

SPI/AH 「Panzergruppe Guderian」

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【回顧録:この記事は2014年3月に回想した記事である】

2000年11月12日に中古の「Panzergruppe Guderian」を購入した。本作は1941年7月スモレンスクを目指すグデーリアン将軍の第2装甲集団の戦闘を扱うゲームである。元々は1976年にSPIから出版されていたが、自分が入手したのは1984年にAvaron Hillから再版されたものだ。当時TACTICS誌に翻訳ルールが掲載されている。

本作のゲームスケールは、1ターン=2日、1ヘクス=10.5km、1ドイツ軍ユニット=連隊、1ソ連軍ユニット=師団である。ソ連軍ユニットは、戦力を伏せたまま配置され、両軍プレイヤーとも、それが戦闘に参加するまで実際の戦力を知らぬままプレイする。中には0戦力ユニットも多々あるので、どのスタックが頼りになるか、手強いのか、まるで判らないところが人気作に繋がったようだ。移動時のオーバーラン戦闘も特徴的で、本作の名を取って「PGGシステム」と称される作品が後に幾つも発表されている。

自分も購入後、Yossi氏と本作を何回もプレイした。Yossi氏も気に入ってくれたようで、一時は定番ゲーム的に遊んでいたと思う。ルールはさほど難しくもないが、やはり勝つにはコツがあるようで、Yossi氏はドイツ軍をよく担当して研鑽を重ねていた。

ただ我が家では、もう10年以上出番は無い。本作のプレイを極めたつもりはないが、もう十分遊んだ感はある。一応有名な作品ではあるし、今では入手困難なので、若いウォーゲーマーの方から「一度遊んでみたい」と言われたら、その時は応じるかもしれない。本当の意味で古典的な作品だと思う。

電撃戦〈上〉グデーリアン回想録

電撃戦〈上〉グデーリアン回想録

 
電撃戦―グデーリアン回想録〈下〉

電撃戦―グデーリアン回想録〈下〉