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Wargaming Esoterica

After Action Reports & Reviews of Simulation War Games ほぼ引退したウォーゲーマーの置き土産

【Advanced Squad Leader】Heat of Battle「Waffen-SS No Quarter No Glory !」「Fuhrer's Firemen」

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【回顧録:この記事は2015年11月に回想した記事である】

ASLのサード・パーティ、Heat of Battle社の「Waffen-SS」を購入したのは、1999年の秋だったと思う。たしか当時、神保町の書泉ブックマートで見かけて買った記憶がある。「I」が1998年発売、「II」が1999年発売なので恐らく……

本作は、ドイツ軍武装親衛隊(SS)用のユニットとシナリオセットで、その売りは「黒いSSユニット」であること。かつて「Cross of Iron」でSSユニットが登場した時は、良くある黒地に白抜きのユニットだったが、ASLでは他の国防軍ユニット同様、薄い青ユニットに変更されている。欧米では、ナチズムを美化するのは良くないとする動きが強まり、ゲームと言えど武装親衛隊をカッコ良く表現するのも控えられているようだ。最近発売されたウォーゲーム(「Ukraine'43 2nd」「Normandy'44」)などを見ても、SSユニットはいかにも強そうな黒地に白ではない。

ただ、やはり薄青色ではSSらしく見えないと感じたのか、本家MMP社も1999年に発売したヒストリカル・モジュール「A Bridge too Far」に黒SSユニットを収録し、先行する形でHoB社が発売したのが本作である。しかし自粛したのか反省したのか、後に黒SSユニットを省いたシナリオセットだけに内容を変更して販売し、今では絶版となっている。まだ店舗には在庫が残っているようだが、HoB社サイトからも詳細が消されており、ある意味、幻のASLモジュールと言えるかもしれない。収録ユニット等については、BGG(Board Game Geek)で確認できる。

Welcome to heatofbattlegames.com

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ただ製品自体はしっかりとした出来で、指揮官、分隊ユニットはもちろん、支援火器、車両についても黒SSバージョンで揃えられている。「II」では、赤い狂暴兵(Berserk)ユニットも入っており、やはりマーカーで示すより雰囲気があって良いので、自分は本作の赤ユニットを使っている。